子牛ののの。

えっと、昨日少しおおきな地震があったもので。
思ったコトとか心境とか　言ってみれば雑文で、
書きたいことまとまって無いし　支離滅裂でたいしたオチもないけど
まずタイトルどおり。未だトラウマが晴れてません。
tubeやニュースで流れる津波関連の映像を見るたびに
それを思い出し、知らぬまに体が震え上がって　吐き気がすさまじい。
なるべく一人の時間を作らないで思い出さないようにしているけど
やっぱり一人になれば思い出してしまうし　トイレやシャワー等の
閉鎖空間は余計に恐怖感を煽って気持ち悪い。

これでは生活にも仕事にも身が入らないし
それはサークル活動にも少なからず影響してなかなか
現実逃避がままならない。
未だこれは夢だと思っている自分もなかなか怖いね。
震災直後は生きることで必死だった反動か
今では考える時間ができてしまったため　余計な事まで考えるように
なってしまう。

なぜ生き延びたんだろう？とか
生きる意味　死ぬ意味　志を全うする意味　人のありかた
夢を追う意味　戦う意味　人生の意味　愛し合う意味　友達の意味。

チュウニか。

でもさぁ　けっこうそんなこと考えてる人もいっぱい出てきたと思うよ。
だって恐かったもの。
考え方も一周してくるってば。ほんとにね。
鬱々しいったらありゃしない。
前を向いている人が輝かしくて申し訳ない。

爪痕は深く深く残っているようですが
はやいとこ前を向かねばね。

おとといの地震でまた電気がやられ、辺りは真っ暗。
おまけに津波警報のサイレンが鳴り響き町中パニック。
真っ暗の中であのサイレン音はマジで焦ります。
筆舌に尽くし難いと申しましょうか、何度口から心臓が
飛び出そうになった事か。
思い出しただけで本当に震えてきます。

電気ガス水道が再び機能しなくなった４月７日。
またも振り出しに戻された気分で絶望してましたが
あっさり機能は回復し一安心。
しかし油断しきった所にあの地震ですので
不安な日々はまだまだ続きます。
さて、今日は東京の知人等から支援物資が届きました。
ｋ氏からカステラ等。
ｔ氏k－１氏からタバコと駄菓子。
あとステキなイラスト・・？


「負けるな！」の一文字が心に響きます。

あと駄菓子。
これは驚きました。
何がって、駄菓子ごときに自分の口がに～んまりしちゃったのが驚き。
うまい棒なんかに本気でよだれ垂らした事なんてあるでしょうか？
酢ダコさん太郎を涙流しながら食べた事なんてあるでしょうか。
そして思いっきりむせましたｗ

被災地でのお買い物といえば、お菓子類などの買い物は一切せず。
とにかくカップラーメンやパン、おにぎりと言ったその日暮らしの
物が多く、遊びが無い生活の中での駄菓子！
これは嬉しかったです。
本当にありがとうございます。

まだまだ同人活動復活の兆しは見えてきませんが
必ず帰って来たいと思いますのでどうか温かく見守っていただけると幸いです。
さて、暗く前に買出し行ってきます。

気晴らしに近所を適当に歩き回って来ました。
まさにサザンクロスとしか言い様がない、住み慣れた町。
この光景を後世に残そうといくつか写真を撮ってきましたので
その一部をご覧下さいまし。












私たちはここで、ほんの数週間前まで普通に暮らしてました。
幸いにも、私の家族は津波から逃げる事が出来ましたが。
近所の人は、家族を亡くし、友人やペットを喪った方など
、私を含め家を失った人が大勢います。
あれから２０日。

あんな悲劇があったにもかかわらず、
近所の方々はもはや前を向き、立ち上がり、助け合いながら
不思議とみんな同じ言葉を口にするのです。
「またここに皆で帰って来よう！」と。


港に近いこの町はいつまた津波の被害にあうか解らない。
でもみんな心は一つ。
津波がなんだ！ここに帰ろう！皆で帰ろう！
もちろんです、ここが私たちの住み慣れた町ですから。

私の家は実は津波のニュースや新聞でもすっかりお馴染み
宮城県多賀城市という所でして。今の今まで非難していてようやく
帰って来れました。
もうホント書きたいことが山々ですが、とりあえず生きているという報告だけ
させていただきます。